芦屋市・枯松を活用した公園資材
2010/12/28
都市計画道路山手幹線(芦屋川横断工区)に隣接した2ヵ所の公園内に、計画地内に立っていた松の木で製作した、園名板・ベンチ・年輪ディスプレー等を設置しました。
芦屋市・月若公園の園名板
芦屋市・松ノ内花壇の園名板
芦屋市・公園内に設置したベンチ
芦屋市・公園内に設置した「年輪ディスプレー」
製作に使った松の木は、元々芦屋川沿いにあったもので、道路建設に伴い移植されていましたが、残念ながら枯れてしまいました。
製材所に持ち帰った「枯れた松の木」
芦屋市より、枯れた松の木を活用したいが何かに再利用出来ないだろうか? その木を使って、公園内の施設等に再利用したいとの要請を受け、これらの施設を製作させて戴きました。
加工後、木材保存処理工場に持ち込まれた園名板
枯れた松を持って帰り、これらの木を加工して、園名板・ベンチ・年輪ディスプレー等を製作しました。また公園内で長年使ってもらえるよう、木材保存処理を行い、工場で最終確認した後、山手幹線(芦屋川横断工区)の開通に合わせて現場に設置しました。
弊社工場で出荷を待つ園名板
移植した木が枯れてしまったことは非常に残念ですが、立っていた場所で再利用されたことは大変有益だったと思っており、末永く地元の住民の方に愛されることを願っています。
園名板の足部分に貼りつけられた松材の由来プレート
≪ 参考 都市計画道路山手幹線(芦屋川横断工区)の開通について ≫
阪神・淡路大震災からの創造的復興のシンボルロードとして早期全線開通を目指されてきた都市計画道路山手幹線ですが、残されていた芦屋川横断工区及び関連区間が開通し、全線開通する運びとなり平成22年10月24日から通れるようになっています。