間伐材マイスターの徒然記

施工地巡り(その1) 「阿瀬渓谷(あせけいこく)」

晩秋の週末、前年度(平成21年度)に資材納入を行った「阿瀬渓谷(あせけいこく)」(豊岡市日高町)へ紅葉がりに行って来ました。 

「阿瀬渓谷」は、「氷ノ山後山那岐山国定公園」の一部で、「ひょうご森林浴場50選」にも選ばれており、「阿瀬四十八滝」ともいわれる多くの滝と広葉樹の森に覆われています。

阿瀬渓谷・いもじが滝(阿瀬五瀑)の紅葉風景

阿瀬渓谷・いもじが滝(阿瀬五瀑)の紅葉風景

また渓谷の上流には約500年の歴史を閉じた「金山廃村」があり、渓谷入口からの登山道は新緑の春や紅葉シーズンの秋には絶好のハイキングコースとなっています。

 弊社は、阿瀬渓谷の入口部分から渓谷の上流にある「金山廃村」に至る登山道脇の案内板・道標等の多くの施設の資材納入を行いました。 

阿瀬渓谷・源太夫滝(阿瀬五瀑) 紅葉風景

阿瀬渓谷・源太夫滝(阿瀬五瀑) 紅葉風景

阿瀬渓谷・源太夫滝(阿瀬五瀑) 道標

阿瀬渓谷・源太夫滝(阿瀬五瀑) 道標

今回の「施工地巡り」は紅葉の最盛期を逃がしてしまいましたが、滝と紅葉とが織りなす「錦絵」のような景色に感銘しながら、金山廃村まで、約1時間の登山道を登りました。

入口部には「阿瀬渓谷」の「案内板」や渓谷で見られる動植物を記載した案内板が設置され、また主要な滝のそばには滝の名前を記した「道標」が設置されています。

阿瀬渓谷(入口)・案内板

阿瀬渓谷(入口)・案内板

阿瀬渓谷・案内板(動植物) 渓谷内で見られる動植物を解説しています

阿瀬渓谷・案内板(動植物) 渓谷内で見られる動植物を解説しています

また登山道の中腹にある恐れ滝付近にも、渓谷で見られる動植物を記載した案内板や転落防止の「木柵」、登山中に一息入れられる「ベンチ」など多彩な施設が施工されています。

阿瀬渓谷・恐れ滝付近 阿瀬渓谷で見られる動植物を記した案内板

阿瀬渓谷・恐れ滝付近 阿瀬渓谷で見られる動植物を記した案内板

阿瀬渓谷・恐れ滝付近 転落防止用の「木柵」

阿瀬渓谷・恐れ滝付近 転落防止用の「木柵」

阿瀬渓谷・恐れ滝付近 登山中に一息入れる際に使われるベンチ

阿瀬渓谷・恐れ滝付近 登山中に一息入れる際に使われるベンチ

 金山廃村までの登山道で最も急峻な部分には自然石で積み上げた石段があり、登り切ったところには「不動尊」を祭ったお堂があり、この登山道の歴史の重みを感じたところです。

阿瀬渓谷 金山廃村への登山道で最も急峻なところの自然石の石段

阿瀬渓谷 金山廃村への登山道で最も急峻なところの自然石の石段

阿瀬渓谷 金山廃村への登山道脇にあった「不動尊」のお堂

阿瀬渓谷 金山廃村への登山道脇にあった「不動尊」のお堂

今回のブログは、「金山廃村」まので登山道の半ばで小休止としますが、引き続き後半の道のりを掲載する予定ですのお楽しみにお待ち下さい。

 

  「施工地巡り(その2) 「阿瀬渓谷(あせけいこく)」 に続く  →→  (近日中公開予定)