「エンジニアリングウッド」or「大径木の無垢(ムク)利用」?
2013/10/31
ある展示会の会場で「エンジニアリングウッド」の実物展示を見ました。
ブースには、実物の柱とその脇には1時間の耐火実験を行った柱を併せて展示してあり、熱心に見入っている来場者が多数いました。
エンジニアリングウッドの展示(左‥実物展示 右‥1時間燃焼実験後)
「公共建築物等の木造・木質化」の流れの中で、近年はあっと驚くような「木造(木質系)建造物」も完成しており、今回の展示場にあったものは「大阪木材仲買会館」に使われたものとのことだったので、実際の建物を早く見に行きたいと思いました。
エンジニアリングウッドの展示と説明パネル
「木材(間伐材・小径木)の建材利用」を常に情報発信している間伐材マイスターも「こんな利用も含めて、木材利用が進めばなあ‥‥」と思いながらも、「こんなにガチガチに固めなくても、無垢(ムク)のままでも使い方があるのでは?」とも思っています。
展示会会場内であった「大工職人の技」の実演
「立木の大径木化」が進む中、弊社では大径木の丸棒・円柱加工機を積極的に導入し、大口径円柱加工製品の用途開拓を探っていますが、いまだ道半ばといったところです。
大径木(直径30cm)の丸棒(円柱)加工 投入側から
一度、直径30cmの円柱加工材の耐火実験でも行ってみて、その結果をもって用途開発を図るのもいいのでは……?と思ってみたりしました。
活用したい大径木の丸棒(円柱)加工材 (直径30cm・無垢材)
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