「COP10」と「COP15」でも活躍の「間伐材グッズ」
2010/10/17
「COP10」と「COP15」はいずれも環境に関する重要な国際会議の略称ですが、弊社は兵庫県の小さな木材会社でありながら、いずれの会議にも少し関わっています。
「COP10」とは「生物多様性条約第10回締約国会議」で、名古屋市で10月18日~29日(うち閣僚級会合は27日~29日)の会期で開催されます。
最近、テレビのニュース報道で「生物多様性」に関する話題が多くなったのはこの会議のためです。
「生物多様性 EXPO 2010 in OSAKA」 会場全景 (政府ブース)
弊社は、「COP10」に先立って今年3月に大阪で開催された「生物多様性EXPO 2010 in OSAKA」に出展し、森林や木材に係る展示をし、「間伐することは生物多様性を促進する」ことについても情報発信を行いました。
「生物多様性EXPO 2010 in OSAKA」 会場風景 (弊社ブース)
この際に、木材利用に関するアンケート調査を実施し、回答者には「3.9マーク」入りの「間伐材グッズ」を配布しました。
「生物多様性EXPO 2010 in OSAKA」 弊社ブース (配布用間伐材グッズ)
一方、「COP15」は平成21年12月にコペンハーゲンで開催された「気候変動枠組条約第15回締約国会議」で、2013年以降の温室効果ガス排出量削減に関する枠組みである「ポスト京都議定書」の構築に向けた交渉が行われました。
(財)運輸政策研究機構・コペンハーゲン・シンポジウム 記念品(拡大)
「COP15」の開催に合わせて、国土交通省の外郭団体・(財)運輸政策研究機構がコペンハーゲンで開催した「低炭素社会における交通体系に関する研究」プロジェクト・シンポジウムの際に、参加者への記念品として弊社の「間伐材グッズ」が使われました。
(財)運輸政策研究機構 コペンハーゲン・シンポジウム 記念品 (3個積み)
いずれの会議も、生物多様性の保全やCO2の削減等に係る重要な国際会議ですが、兵庫県の小さな木材会社でありながら、少し関われたことを光栄に思っています。
今後とも、森林保全や木材の健全利用に係る要望は、より一層高まると思われますが、これらの流れに沿った対応をしていきたいと思っています。