『プレミアム・ハンバーガー』に学ぶこと
2013/07/14
街中を歩いた時、おなじみのハンバーガーチェーンで『1,000円ハンバーガー』を販売しているのに気づき、試しに食べてみました。(週末だけの期間限定販売)
「1,000円ハンバーガー」販売の立て看板
ハンバーガーとしては、「驚異的な値段」だと思いますが、店の中に入ってみると、意外と「1,000円ハンバーガー」を食べている人が多く、驚いたところです。
「1,000円ハンバーガー」を食する人が結構いた店内
ハンバーガーと言えば、もっぱら「低価格競争」を繰り広げていた時期もありましたが、こんなハンバーガーが売れるのも「アベノミクス」の影響かな?と思う以上に、「消費者ニーズの多様化」を強く感じる一場面でした。
「1,000円ハンバーガー」のセット (記念撮影?)
今回、ハンバーガーの話題を取りあげたのは、「一本の丸棒加工品」をハンバーガーに当てはめたら、どう考えればいいのだろうか?と思ったためでした。
丸棒加工品で施工した「東屋」と「案内板」 (丸棒加工品の「1,000円ハンバーガー?)_
「一本の丸棒加工品」ですが、小径木(間伐材)を単なる杭材として加工すれば「単品の低価格バーガー」の存在ですが、保存処理をすれば、「○○セット・販売」のような付加価値が生まれ、大中口径の丸棒加工品を木柵や東屋の施工加工品にすれば、「1000円バーガー」のようなプレミアムを生み出し、もし大口径の丸棒加工品を社寺建築用材に供することができたなら、高級レストランのハンバーガー(日本料理で言えば、「ミニ懐石」程度)に匹敵するのでは……と思いながら、美味しく戴きました。
大口径(30cm)の丸棒加工品 (料理の仕方で、「ミニ懐石料理」に化けるかも?)
今回話題にしたハンバーガーチェーンは現在、低価格競争から脱するべく、客単価の引き上げを図っているようですが、弊社も、大量生産型の加工品に基礎を置きながらも、付加価値型の加工製品に注力したいと思ったところでした。
【追伸】
蛇足ですが、今回紹介した「ハンバーガーチェーン」とは、年に一度、同社のロゴマークに並んで、弊社のロゴマークが並ぶことがあります。
毎年2月に開催される「低炭素杯」という東京ビックサイトで開催される「CO2削減コンテスト・全国大会」の協賛・協力会社としてですが、大手企業に混じって全国規模のイベントに関係できることを誇りに思っています。
その他, 間伐材の加工風景
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