「鳥居」の建替え工事 見学記
2013/04/29
京都の伏見稲荷大社に行って来ました。
稲荷山にある「お社」で、「天然木極薄つき板」で作ったはがきを扱ってもらっている「大杉社」さんから、「一度来てみませんか……」とのお誘いを得て、「鳥居見学」に行って来ました。
鳥居の建替え工事を行っているところ
「天然木極薄つき板」で作ったはがきの販売については、先にこのブログでも紹介しましたが、「大杉社」に登る途中や、大杉社前で鳥居の建替え工事を行っていました。
お社の「大杉社」前に運び上げたれた「鳥居の部材」
自称「丸棒加工の専門店」を名乗る「間伐材マイスター」ですので、近隣の工務店から、鳥居用の丸棒加工品の委託加工を請け負うこともありますが、本場で見る「鳥居の建替え工事」は参考になることが多数ありました。
鳥居の根元を掘っているところ
加えて、既設置の鳥居の塗装工事も行っていましたが、そこで活躍していたのが、「足場丸太」で組んだ「足場組み」でした。
鳥居の塗装風景
鳥居が幾重にも重なってある現場で、「どうやって交換工事を行うのだろうか……?」と思われる方も多いと思いますが、「一基でも多く鳥居を建てたい」との思いが、それを可能にしているのだなあ……と感じたところです。
塗装工事時に使われている「足場丸太」の木製足場
伏見稲荷大社の鳥居は、「杉」であることが必須で、参道脇には朽ち果てて取り除かれた鳥居の残骸も置かれていました。
「長持ちするような工夫が必要では……?」と思ったところでしたが、根本が腐って寿命が来たら、「『「再建」のお薦めをしています」と言うのも、合理的な考え方かな……と思ったところでした。
根本が腐って役目を終えた「鳥居」 (定期的に更新されることで、木材需要が……)
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