造園用 「焼き杭」 の作り方
2013/04/16
植木の植樹時に使われる「造園用杭」を長持ちさせる方法として、杭材に保存材を注入する方法(防腐処理)と「焼き杭」にする方法があります。
弊社でも、造園業者の注文に応じて、保存材を注入したり、「焼き杭」を生産したりしています。
保存処理については、大規模な薬剤注入施設が必要なので保存処理の大手メーカーに委託加工に出していますが、「焼き杭」については弊社の製材所で自社生産しています。
出来上がった「焼き杭」
丸棒(ロータリー)加工された杭材を、「焼き入れ機」に投入して、「焼き杭」に加工しますが、その様子が珍しいので紹介させて戴きました。
「焼き入れ機」に造園用杭を投入
「焼き入れ機」の投入口に杭材を投入すると、焼き窯の中を回りながら少しずつ進んで行き、「焼き杭」になって出てくるようになっています。
「焼き入れ機」から出てきた「焼き入れが済んだ『焼き杭』」
寒い冬場であれば、焚火(たき火)代わりになって快適な作業かも知れませんが、夏場ともなると、汗だくだくで作業しないといけないので大変ですが、「自社でできる付加価値化」として「焼き杭」の注文には積極的に対応したいと思っています。
「焼き入れ」が済んだら機械から取り出し
その他, 間伐材の加工風景
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