「棚田百選・岩座神(いさりがみ)」の稲刈りと茅葺き
2010/10/1
弊社の創業の地は、岩座神(いさりがみ)という北播磨最高峰「千が峰」の麓の集落で、農林水産省の「棚田百選」に選ばれ、兵庫県で最初に「棚田オーナー制度」を実施したところです。
この地に、棚田と合わせて数軒の茅葺き民家が点在し、その一軒が実家となっています。
「棚田百選・岩座神(いさりがみ)」 棚田オーナー稲刈り・稲刈り
9月の最終日曜日で、「棚田オーナーの稲刈り」作業がありました。
「棚田百選・岩座神(いさりがみ)」 棚田オーナー稲刈り・案山子のある風景
日本の原風景といえるシーンで、刈り取られた稲は「稲木干し」で天日乾燥されます。(人工乾燥に比べて、お米につやが出て、炊いたご飯に甘みあり、非常においしくなります。)
「棚田百選・岩座神(いさりがみ)」 棚田オーナー稲刈り・稲木干し
収穫作業を手伝いながら、この「稲木干し」に使われる「稲木」や「稲木の足」が、近くの山で切られた「間伐材」であったことを思い出しました。
「棚田百選・岩座神(いさりがみ)」 茅葺き風景(尾根)
さて、「棚田オーナーの稲刈り」に加えて、実家の「茅葺き工事」は写真撮影に訪れたカメラマンには絶好のシャッターチャンスになっています。
丁度、裏面の茅葺き作業が尾まで葺き上がったところで、シャッターチャンスとなりました。
「棚田百選・岩座神(いさりがみ)」 茅葺き風景(全体と足場)
茅を葺き上がる都度、つり足場を積みあげていきますが、「足場丸太」にこと欠かないのが今回の工事のようです。