『木材マルシェ』見学記
2013/01/23
先週末の日曜日、四国・香川県へ『木材マルシェ』の見学に行って来ました。
以前にも見学した、地元の工務店と強く結びつき、商圏を確実に拡大している製材所の主催で、冬の『木材マルシェ』の開催に合わせて、見学に行って来ました。
来場者で賑わう「木材マルシェ」1
後継者(3代目)の娘さんが企画しているとのことで、男性では考えられない「新鮮さ」を感じる場面も多くあり、こんな企画ができたら、本業の木材部門でもインテリアの提案等、飛躍の可能性を大いに感じました。
来場者で賑わう「木材マルシェ」2
「木を使ってもらいたい」・「木に親しんでもらいたい」思いは、人に負けないほど発信しているつもりの「間伐材マイスター」ですが、ユーザー(消費者)に充分に伝わっているかどうかは、不透明に思われます。
見学した『木材マルシェ』では、デザイン性に優れた木製遊具・おもちゃ等の販売もありますが、地元産の農産物や加工食品の販売も行われており、「市場(マルシェ)に来たついでに、木に親しみました……」という場面を演出しているように思われました。
「製材所部門」の柱材の展示
父親の社長さんは、「この集客を製材所部門にも広げたい……」とのことでしたが、製材所部門でも木の素材に親しめる場所をたくさん設けたショールームを順次拡大中で、その熱心さに敬服するものがありました。
「製材所部門」の板材の展示場 (たくさんの板材が自由に見れます)
この父娘親子の「木に対する思い」が成就することを願いながら、「弊社でも少しでも真似できることがないか……」と考えています。
面白い『工場見学会』の開催等、ユーザーに伝わる企画を計画してみたいと思ったところです。
「木材マルシェ」来場者の車で一杯の製材所 (元気そうな製材所です)