「丸柱・円柱巡礼」番外編 「伏見稲荷大社・大杉社」
2012/07/16
『丸柱・円柱巡礼』第4号で、「伏見稲荷大社・木製鳥居」が登場しましたが、その続編です。
稲荷山めぐりをしていると、各所に小さな御塚(社)が、またその脇には茶店があり、軽い食事や飲み物をいただくことができます。
稲荷山めぐり 「四つ辻」から頂上までの参拝図
稲荷山の中腹にある「四つ辻」から時計回りに参道を進むと、『大杉社』という御塚があり、またその傍らに『杉乃家』という茶店があります。
「四つ辻」から時計回りに参道を少し登ったところにある 「大杉社」の遠景
『大杉社』は稲荷山にある御塚の一つで、「ご神木の大きな杉の切り株と石」がお祭りされており、海の神様や勉学の神様の御塚もあるそうです。
木材業者や大工・工務店の信仰が多く、御塚の近くの鳥居の奉納者には木材業者や工務店の名前が多くありました。
(弊社も木材関係なので、本殿と同じように丁寧に拝みました。)
「大杉社」の傍らにある茶店 「杉乃家」の看板
「大杉社」の傍らにある『杉乃家』では、弊社が取り扱っている「天然木極薄つき板」製の「はがき」を販売しています。杉に関わるグッズを探されている中で、採用戴いたもので、はがきに神木である「杉の木」と「キツネ」のイラストを入れて販売されていました。
「杉乃家」で販売されていた 「天然木極薄つき板」製の「はがき」
これらの茶店では、飲食や神事用品の販売だけでなく、奉納鳥居の取次も行っており、「稲荷信仰」の裏方も務めていることを強く感じました。
「稲荷山・四つ辻」の茶店 (ここで4合目ぐらいですが、食事をすると登頂意欲が低下?)
『丸柱・円柱巡礼』, 『木の文化』
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