『木を切る』大切さ 5月4日「みどりの日」に思う
2012/05/4
「木を切ってはいけません」と子供に教えている家庭(大人)があるようですが、感覚的に判断されているようなので、少し検証してみました。
(「みどりの日」にちなんだ話題を提供します。)
学校の教科書に、熱帯雨林を切り払って輸出したり、大規模焼畑を行った結果、下流で大規模な土砂崩れや洪水が起こったことが紹介されているケースがあります。これらの印象から、「木を切る」ことは「悪」「×」のイメージが根付いているような気がします。
(当然、これらの行為については是正されるべきであり、その活動も活発化しています)
一方、日本の山林に目を向けると、「木を切らなかった悪い影響」が出る状況にまで陥っていると言われています。
「間伐」されず暗くなった山林 (土に保水能力が無くなり、豪雨時に水が一気に流出) (林道工事現場)
健康な山作りのためには、適切に間伐を行い、健康な木がより一層育つよう手助けたり、一定規模の大きさに達した際には伐採を行い、木材として活用し、その後に「新たに苗木を植える」ということが、健全な山作りになることが認識されつつあります。
(企業のCSR活動の森作りも『植える』から「育てる」に移行しつつあります。)
林道が設置され、間伐が適切に行われた山林 (木の根元に下草や低木が生え、保水力も高まっています)
加えて、徐間伐された木材を放置することなく、資材として有効利用・活用することが大切になっています。
下草や低木が茂り、元気な山林 (こんな山林が、あるべき姿だと考えています)
弊社は、出材された木材の有効利用に長けていますので、どんどん切ってどんどん出材戴ければと思っています。
≪参考情報≫
弊社のHPに、関連する情報を掲載しています。ブログと合わせて、ご覧戴ければ幸いです。
『木原木材店の理念』 『環境への取り組み・CSR』
「森を大切にしたい」思い, 『木の文化』, 地域情報
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