間伐材マイスターの徒然記

神輿(太鼓・祭り屋台)の担ぎ棒の加工風景   (長尺材11m)

弊社の中口径丸棒加工機(加工可能直径cm~22cm)で、神輿(太鼓・祭り屋台)の担ぎ棒の加工を行いました。

加工済みの神輿(太鼓・祭屋台)の担ぎ棒 (長さ11m、直径16cmの丸棒)

加工済みの神輿(太鼓・祭屋台)の担ぎ棒 (長さ11m、直径16cmの丸棒)

 担ぎ棒のサイズは、長さ11m、直径16cmの丸棒(円柱)で、弊社の中口径丸棒加工機で加工できる最長尺の加工になります。(通常は8mまで、両端の機械等をのけて11m加工をしました) 

神輿の担ぎ棒の加工風景 (直径16cm、長さ11mの丸棒を製作中)

神輿の担ぎ棒の加工風景 (直径16cm、長さ11mの丸棒を製作中)

「担ぎ棒」という用途のため、一度帯鋸の製材機で角材に製材し、その後、丸棒加工機に通しました。 

丸棒加工機に投入される加工用材(製材機で角材化)

丸棒加工機に投入される加工用材 (長い材や太い材を加工する時は角材や八角形に製材してから加工)

通常は、木材を丸棒加工機の送材機にのせれば、自動的に加工作業を行ってくれますが、長さが11mともなれば、加工する木材を送材機に乗せるのも、仕上がった丸棒を取り出すのも一苦労でしたが、無事作業を終えることができました。 

出来上がった丸棒加工製品

出来上がった丸棒加工製品

弊社工場で、丸棒加工できる直径は、最小4.5cm~最大60cm関西有数の規模を誇っていますが、長さとなると両端の空間が必要となるので、今回加工した11m程度が限度となりますが、このような機会を見つけて、今回のような長尺物の丸棒加工にトライしていきたいと考えています。

 

≪参考情報≫

 弊社所有の4台の丸棒加工機で加工できる最大サイズは下記のとおりです。

加工機両端のスペースの関係で、加工できる長さは限られます。                                                       今回は、両端のスペースをさらに空けて、通常以上の長さを加工しました。                                                また長さ4m以上の長尺物は原木の調達のため、加工に日数を要する場合があります。 

 小口径 (直径4.5cm~15cm、長さ 最長10m

 中口径 (直径 5cm~22cm、長さ 最長 8m

 大口径 (直径  8cm~30cm、長さ 最長12m

 特大径 (直径 25cm~60cm、長さ 最長 6m)