間伐材マイスターの徒然記

「ひのき木綿」と「ひのき木工品」

6月15日に開催された「多可ひのき木綿・製品説明会」の続報です。

多可ひのき木綿・製品説明会 開発商品ラインナップ (商品名札は間伐材丸棒加工品)

多可ひのき木綿・製品説明会 開発商品ラインナップ (商品名札は間伐材丸棒加工品)

 

当日の製品説明会では、「ひのき木綿」の加工製品の紹介に加えて、テーブル椅子等の「ひのき木工品」の紹介も行われました。

木材会社である弊社の本領発揮の分野ですが、単なる「ひのき木工品」とは違い「ひのき木綿」とのコラボ商品として開発したものです。 

多可ひのき木綿・製品説明会 神戸芸術工科大学・野口教授 説明風景

多可ひのき木綿・製品説明会 神戸芸術工科大学・野口教授 説明風景

 

デザインは、「ひのき木綿」の神戸芸術工科大学の野口正孝教授に加えて、同大学先端芸術学部クラフト・美術学科の安森弘昌准教授に指導を仰いだもので、その出来栄えに感動しています。

 材料は、「間伐材」よりも、主伐した「ひのき」を製材した板材等を使い、本格的な家具として製作しました。

本格的に収穫された木材が「家具」として長年にわたり生活の場で使われることは、「木材本来の使命」と考えており、喜ばしいことでしょう。 

多可ひのき木綿・製品説明会 ひのき木工品(テーブル・椅子・つい立)

多可ひのき木綿・製品説明会 ひのき木工品(テーブル・椅子・つい立)

間伐材の丸棒加工を主に行っている弊社ですが、今後はこのようなデザイン性を意識した製品にも関わっていきたいと思っています。