「直径30cmの間伐材?」を生かす方法 (大径木・丸棒加工機も併設)
2013/01/31
弊社の木材ブログ「間伐材マイスターの徒然記」で、「間伐材の有効利用」を常に情報発信していますが、昨今は「間伐材」と言うにはもったいないような「間伐材」に巡りあうことが有ります。
「直径30cmの間伐材?」と書きましたが、本来なら「主伐材」として素材生産されてもいいような直径の木材も、間伐作業の中で搬出されているような場合もあります。
加工を待つ「直径30cm超の大径木」1
(※ 「間伐材?」と書きましたが、「間伐材」か「主伐材」であるかは、伐採の形態でかわります。「間伐材」とは、木材の育成期間中(主伐に至るまでの間)に間引きして生産された小径材のことをいいます。皆伐で素材生産された場合は「主伐材」と定義されています。)
木材価格の低迷と消費量の減少が続く中、「長期伐倒」が勧められていますが、そのために「直径30cmの間伐材」が搬出されるようになった、というのが本当のところのようです。
加工を待つ「直径30cm超の大径木」2
これらの大径木の原木が、建築用材を生産する製材所に引き取られるのが最良ですが、低価格で合板用に、若しくはチップ・バイオマス燃料となってしまうこともあるようです。
直径30cmの丸棒(円柱)加工風景 (加工後側から)
弊社が、大径木の丸棒・円柱・ロータリー丸太加工機を積極的に導入している理由は、このような「大径木の原木」を少しでも有効利用(本来の建材として利用)したい思いが強かったからですが、この思いが伝わることを願っています。
直径30cmの丸棒(円柱)加工製品 (製品として使われこそ、木の特性が生きます)
「大径木の加工風景・利用策」を弊社HPの「丸棒加工(大・特大)」で紹介していますので、是非ご覧ください。
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