「直径38cm」の丸棒・丸柱・円柱加工を行いました
2012/04/12
昨年(平成23年)末に導入した特大・丸棒加工機で、直径38cmの丸棒加工を行いました。
「特大・丸棒加工機」 直径38cm加工風景 (左側から1 削り始め)
特大・丸棒加工機導入後、初めての本格的な生産活動となりました。直径40cmを超える原木を丸棒加工機に据え付けるのに一苦労しましたが、無事、加工をすることができました。
「特大・丸棒加工機」 直径38cm加工風景 (左側から2 削りの途中)
既存の3台の丸棒加工機は、コンベアで機械中心部に投入された原木の周りを切削歯が回転し、丸棒に加工する鉛筆削り方式でした。一方、今回導入した特大・丸棒加工機は回転軸に固定した木材が回転し、切削歯を押し付けて切削するろくろ方式になっています。
「特大・丸棒加工機」 直径38cm加工風景 (左側から3 削り終盤)
特大・丸棒加工機は、量産型の鉛筆削り方式に比べると生産効率が落ちますが、最大径60cmまでは加工できる能力があり、各種の丸柱・円柱の加工やテーパー(傾斜)をつけた加工が可能です。
その他ロクロと一緒で色々な加工が出来るそうですがまだまだ勉強中です。
「特大・丸棒加工機」 直径38cm加工風景 (左側から4 削り終わり)
現在のところ、まだまだ試運転中といったところですが、直径30cm加工が可能な大口径丸棒加工機の前工程の作業をする等、加工量の増加と技術力の向上に努めています。
「特大・丸棒加工機」 直径38cm加工風景 (左側から5 削り作業終了)
* 弊社が生産・加工した大口径の丸棒加工製品が各地で使われるようになってきました。
森林公園等で、東屋の柱やアスレチック材として使われるケースが多いようですが、社寺仏閣等でも使われるケースが散見されています。
(直接納入でないので名前は伏せさせて戴きますが、四国霊場88ヶ所寺院の仁王門に使われる等、用途の拡大も進みつつあります。)
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