『3.11』に思う (地域密着型土木用木材加工センターの役割を再認識)
2012/03/11
「3.11」東日本大震災から1年を経過し、マスコミ等でも多くの特集番組を放映しています。
大震災で亡くなられた方や被災された方々に、深い哀悼の意を示すとともに、より早い復興をお祈り申し上げます。
さて、弊社は2つの大きな震災に関わってきました。
まずは平成7年1月17日に地元・兵庫県で起きた『阪神淡路大震災』と、1年前の『東日本大震災』です。
土木用木材を扱う弊社は、「災害時にも応急資材を供給できること」を使命に負っていますので、震災時には必然的に関わることになります。
東日本大震災・仮設住宅向けの基礎杭 (プレハブ住宅会社からの依頼で生産)
阪神淡路大震災の際には、地元ということもあり、仮設住宅用の杭材等をフル操業(稼働)で供給しました。しかしながら、加工用原木の調達に苦労したことも事実で、在庫の大切さを強く感じました。
今回の大震災でも、仮設住宅の建設開始直後の杭不足の時には、応援供給する等、供給責任に専念しました。
東日本大震災・仮設住宅向けの基礎杭 (トラックに載せ易いよう梱包)
一方、被災地の「岩手県地球温暖化防止活動推進センター」からの要請で、間伐材グッズを送らせて戴きました。被災地の支援になったかどうかは、少し不安ですが、少しでも心の支援になっていれば……と思っています。
東日本大震災被災地・岩手県の「岩手県地球温暖化防止活動推進センター」に送った「間伐材グッズ」
被災地支援としてできることは、「震災募金」や「震災ボランティア」のように目に見える形がいいかもしれません。
それ以上に弊社に課されている責任は、どのような災害の際にも応急資材を供給できる体制を確保していること(在庫の確保等)が最も大事なことだと思っています。
第2木場の原木在庫の様子 (需要期前には約3万本の在庫も)
その他, 信頼される木材店, 間伐材の加工風景
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